Profiler 結果の参照
[ 合計時間 ] フィールドには、アプリケーションが稼働した合計時間が表示 されます。デフォルトでは時間単位は秒に設定されています。
- 秒からミリ秒、またはミリ秒から秒に切り替えるには、[ 表示 ] > [ 単位 ] をク リックします。
- 列で並べ替えるには、その列のタイトルをクリックします。
ペイン(画面上部)に、Profiler の収集処理中に稼働していた関数のリスト が表示されます。
列 | 説明 |
---|---|
関数 | 関数名 |
コール数 | 関数が呼び出された回数 |
時間 + 子関数時間 | 関数とその子関数の実行にかかった時間の合計 |
時間 | 関数の実行にかかった時間 |
親関数に対する比率 | 呼び出し元の関数に対する、関数の実行にかかった合計時間の比率 |
平均時間 | 関数を 1 回実行するのにかかった時間の平均 |
時間 + 子関数時間の平均値 | 関数とその子関数が各コールを実行するのにかかった時間の平均(時間 + 子関数時間)/コール数) |
要素 | コードを含む設計要素の名前 |
項目 | コードを含むノーツ項目の名前 |
Profiler では、以下の命名規則を使ってクラスおよびメソッドを表します。
< クラス名 >::< メソッド名 >
Profiler 結果を使用するには
-
画面上のペインで、さらに調査する関数を選択します。
画面下のペインに、より詳しい情報が表示されます。デフォルトでは [ 子関数 ] タブが選択されています。サマリペインから選択された関数がコールした関数のリストが、[ 子関数 ] タブに表示されます。
この例の場合、FINDPERSON 関数は以下の 3 つの子関数をコールしました。- FINDPERSONSLOWLY1
- FINDPERSONSLOWLY2
- FINDPERSONQUICKLY
Note
- Print や Message Box のようなロータススクリプト言語関数は、子関数に含まれません。NotesDocument や NotesDatabase のような Product クラスも含まれません。
- 詳細ペインに表示される時間は、親関数の時間に対する相対値です。
-
[ 子関数 ] タブで関数をダブルクリックすると、その子関数の情報が表示されます。
- [子関数] タブの上部にある矢印ボタンを使って、子関数のレベルを変更します。
- [ ソース ] タブをクリックすると、ロータススクリプトソースが表示されます。
この例では、行番号 2 の処理に最も時間がかかったことがわかります。