Notes 8.5.x 以降へのインストール
紹介
クライアント・ベースのモジュールは次のとおりです:
- Analyzer
- CIAO! Client Edition
- Configurator
- Delta
- Design Manager
- Profiler
- Undo
- Validator
クライアント・ベースのモジュールは開発者のワークステーションへインストールするものです。
CIAO! や Profiler Server コンポーネントを合わせて使用する場合にはまず最初に Notes/Domino サーバーにインストールを済ませてください。詳しくはサーバーモジュールのインストールを参照してください。
インストール
Edition 32 では Windows インストーラーを使用した新しいインストーラーを導入しています。これは以前のバージョンよりも因習的なインストール体験を提供するもので、ウィジェットインストーラーや E31.1 から提供していたベータ版の MSI インストーラーに置き換わる方法です。
Note
E31.1 のベータ版 MSI インストーラーを使用してツールをインストールした場合、E32 をインストールする前に Windows のコントロールパネルを使用してツールを削除しておくことをお勧めします。E32 のインストーラーはいづれにせよツールのアップグレードをしますが、古いコントロールパネルのエントリーを削除することができません。その他のすべてのケースにおいては、 E32 インストーラーは既存のインストレーションを正常にアップグレードします。
E32 におけるインストール方法の変更
- ツールはウィジェットを使用してインストールすることはなくなりました。このインストーラーではアップグレードのプロセスの一部として以前のウィジェットを削除するようになります。
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クライントツールは Notes プログラムディレクトリーへのインストールをしなくなりました。デフォルトでは C:\Program Files (x86)\Teamstudio\Notes Tools\bin にインストールされ、このディレクトリーはユーザーの PATH へ追加されます。Notes プログラムディレクトリーへインストールされるファイルはひとつもありません。
Note
古いバージョンのツールからアップグレードをする際、E32 のインストーラーは Notes のプログラムディレクトリーから古い Teamstudio ファイルを削除する必要があります。Notes をファイルサーバーから起動している場合は、E32 のインストールにはそのディレクトリーへの書き込み権限が必要となります。続くアップグレードの処理では Notes のプログラムフォルダーにはなにも書き込みを行いません。
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インストーラーひとつですべての製品のインストールを操作します。つまり、E32 からすべての製品は一度にアップグレードされます。例えば、E32.1 へアップグレードする際、Teamstudio Analyzer だけをアップグレードし、Teamstudio Configurator を E32 のままにしておくことができません。これは E32 以降でのみ適用されます - Teamstudio Analyzer を E31.1 でそのままにし、Teamstudio Configurator を E32 のインストールを行うことは可能です。あまり起こらないことですが、古いバージョンへダウングレードする必要があったとき、すべての製品をアンインストールして古いバージョンをインストールすることもできます。
- アップグレードする前に、古いバージョンを削除する必要がなくなりました。インストーラーはインストールの過程で古いバージョンを自動的に削除します。
- すべてのインストールディレクトリーが構成可能になります。インストーラーは Notes プログラムディレクトリー、データディレクトリー、notes.ini の場所を検知しようとしますが、インストーラーが正常に認識しない複雑に構成されている場合に、それらを修正することができます。加えて、推奨はしませんが Teamstudio ツールのインストール先ディレクトリーを変更することも可能です。