重要度の低いデータのフィルタ処理
CD レコードには、フォームやサブフォームの設計レイアウトのリッチテキスト定義が保存されます。これらの定義は性質上かなり複雑なため、フォームのレイアウトを少し変更するだけでも、CD レコードレベルではかなりの変更になります。[CD フィルタ ] タブでは、2 つの設計要素や 2 つの文書を比較する際に意味のない、重要度の低いデータ(単純なフォームレイアウトの変更など)をフィルタ処理できます。
Note
CD フィルタは上級レベルのオプションです。設計要素の内部構造を十分に理解した上で使用してください。
CD フィルタは、スマートフィルタから初期設定を取得します。次のようにして、1 つのレポートのフィルタに変更を加えることができます。
CD レコードをフィルタ処理するには
レポートで CD レコードを非表示にするには、[ フィルタを適用し、下記で選択されている複合レコードをレポートに含む] チェックボックスをオンにします。
左側の一覧ボックスには、次のオブジェクトタイプが一覧表示されます。
オブジェクトのタイプ | 説明 |
---|---|
CD レコード | $BODY などのリッチテキスト用オブジェクト |
ナビゲータ | ナビゲータ用オブジェクト |
アクション | フォームやビューでのアクション用オブジェクト |
右側の一覧ボックスには、選択したオブジェクトタイプの CD レコードす べてが一覧表示されます。
- [ すべて表示 ] をクリックすると、選択したオブジェクトタイプの CD レコードすべてを選択できます。
- [ すべて非表示 ] をクリックすると、選択したオブジェクトタイプの CD レコー ドすべてを解除できます。
- [ デフォルト ] をクリックすると、すべてのオブジェクトタイプに Delta デフォ ルト CD レコードが使用できます。
CD レコードのタイプについては、HCL Lotus Notes C API マニュアルで定義 されています。通常は、デフォルト設定を変更する必要はありません。
Note
カスタマイズした CD フィルタの選択内容は保存されないので注意してください。次回 Delta でレポートを作成する際、CD フィルタをカスタマイズし直す必要があります。
CD フィルタの使用方法の詳細については、スマートフィルタの設定を参照してください。
Note
CD レコードの選択内容を 1 つのオブジェクトタイプだけにカスタマイズするには、まず [ デフォルト ] をクリックします。これによって、すべてのオブジェクトタイプがデフォルト設定になります。その後、目的のオブジェクトタイプを選択し、カスタマイズします。オブジェクトタイプをカスタマイズした後に [ デフォルト ] をクリックすると、選択内容がデフォルト設定に戻ってしまいます。