マージによる設計の変更の共有
Delta のマージ機能を使用すると、2 つのデータベース間で選択した設計変更をすばやく共有できます。マージすると、あるデータベースのオブジェクトが、別のデータベースのオブジェクトのコピーで置き換えられます。Delta のマージはリアルタイムで行われるので注意してください。
Delta の手動マージはオブジェクトレベルで行われます。ターゲットデータベースにソースデータベースと同じ「オブジェクト」がある限り、データベースのほとんどのオブジェクトで別のデータベースにマージできます。たとえば、「従業員」というフォームのボタンを、別のデータベースの別の「従業員」フォームにマージできます。
2 つのデータベースの要素をマージするには
次の手順で、あるデータベースから別のデータベースへ要素をマージできます。
- Delta にソースデータベースとターゲットデータベースを表示し、マージする要素を一方のデータベースで右クリックします。
- 表示されるメニューから[右にマージ]または[左にマージ]を選択します。
その要素がもう一方のデータベースにマージされます。
手動マージの一般的な用途
手動マージは、さまざまな方法で使用できます。
- 以前のバージョンのアプリケーションで行われたバグ修正や変更を新しいバージョンに移す。
- サードパーティのアプリケーションをアップグレードした後、行った変更を以前のバージョンにマージする。
- アクションボタンをフォームに追加する。