構成可能なデータベース設計の作成
構成可能なテキストをデータベース設計に組み込む場合、Configurator を使用してすばやく変更を加え、アプリケーションを個々の顧客のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。
たとえば、多数のクライアントに販売する販売要員の自動化システムを構築しているとします。アカウントのステータスをキャプチャするフィールドがあります。フィールドラベルのスタティックテキストを「[# ステータス #]」と定義すると、クライアントごとに Configurator でこのスタティックテキストを簡単にカスタマイズできます(たとえば、要望によりテキストラベルを「検証段階」と定義できます)。
同様に、[ ステータス ] フィールドのキーワードリストに [# 候補 #]、[# 顧客 #]、[# 元顧客 #] の項目を作成しておくと、クライアントの要請に応じて再構成を行うのも簡単になります。
リストメンバーが [#Item1#]、[#Item2#] などのように定義された、より普遍的なキーワードリストを作成することで、アプリケーション全体を構成可能にすることもできます。
Configurator を使用すると、すべてのスタティックテキストが構成可能になっているフォームを作成できます。Configurator を使用すると、ランタイム @DBLookup コマンドを使用するよりもアプリケーション実行の速度と効率が大幅に向上します。