コピー履歴ログの設定
Design Manager では、要素がソースライブラリファイル(データベースまた はテンプレート)からターゲットデータベースにコピーされるたびに、コピー履歴ログにそのアクションが記録されます。またターゲットデータ ベースでグループオブジェクトを作成、編集した場合もその情報が記録さ れます。コピー履歴ログはノーツのデータベースです。
コピー履歴ログを設定するには
- [ ツール ] メニューから [ コピー履歴ログの設定 ] を選択してください。 [Design Manager コピー履歴の設定 ] ウィンドウが表示されます。
- [ 選択 ] をクリックして既存データベースを検索するか、[ パス ] フィールドに パスと新規データベース名を入力します。
- [OK] をクリックします。
指定したデータベースが存在しない場合は、自動的に作成されます。 コピー履歴ログの設定が終わると、次のような確認メッセージがログペインに 表示されます。
コピー履歴が設定されると、ソースデータベースやテンプレートからター ゲットデータベースに設計要素を貼り付けたり、ドラッグ・アンド・ドロッ プを行ったりするたびに、Design Manager によりコピー履歴ログデータベー スに文書が作成されるようになります。さらに、発生したアクティビティ およびそのアクションの責任者に関する情報も記録されます。
グループオブジェクトをソースデータベースからターゲットデータベース にコピーする場合は、そのグループ内の要素だけがコピーされます。ター ゲットデータベースでもグループ化を行う場合は、グループを再度作成す る必要があります。コピー履歴ログデータベースでは、グループオブジェ クトの構成要素が [ ソースデータベース別 ]、[ ターゲットデータベース別 ] の両ビューで表示されます。要素がグループの一部としてコピーされてい る場合、その要素の文書を開くと、[ アクション ] フィールドにグループとしてコピーされたオブジェクトが読み込まれ、オリジナルグループオブ ジェクト名の一覧が表示されます。
コピー履歴ログデータベースの [ グループオブジェクト ] ビューは、グルー プオブジェクトの作成、編集時の履歴を表示するもので、コピー時の履歴 を表示するものではありません。
コピー履歴を表示するには、ノーツのワークスペースからコピー履歴ログを開きます。
表示されるビューは次のとおりです。
ビュー | 説明 |
---|---|
ソースデータベース別 | ソースデータベースからコピーされたオブジェクトのコピー履歴を 表示します。詳細を表示するには、文書をダブルクリックします。 |
すべてのターゲット | 要素のコピー先を表示します。 |
ターゲットデータベース別 | ターゲットデータベースにコピーされたオブジェクトのコピー履歴 を表示します。詳細を表示するには、文書をダブルクリックします。 |
グループオブジェクト | グループオブジェクトの作成、編集履歴を表示します。詳細につい ては、 コピー履歴ログの設定を参照してください。 |
Note
コピー履歴ログでは、テンプレートにリンクする要素が緑色のチェックマー クで示されます。Design Manager の右側のペインでは、この要素が太字で表 示されます。
コピー履歴ログ文書の例
次に、コピー履歴ログの例を示します。
この例では、要素がソースデータベースの「ディスカッションビュー」と 呼ばれるグループの一部を構成していたことがわかります。この要素に関 する情報はコピー履歴ログ文書に記録されます。
コピー履歴ログ文書には次の情報が含まれます。
- 履歴イベントとして記録されるユーザーアクション
- グループオブジェクト名(要素がグループオブジェクトを構成していた場合)
- 設計要素の名前とタイプ
- ソースおよびターゲットデータベース両方の UNID
- 要素のコピー元のソースデータベースに関する情報
- 要素のコピー先のターゲットデータベースに関する情報
- 要素をコピーしたユーザー
- 要素のコピー日時