バージョンオプションについて
次の表では、[ バージョンオプション ] ウィンドウのセクションについて説明し ます。
バージョンオプション: バージョンラベルとデータベース
項目 | 説明 |
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バージョンラベル | アンダスコア(_)を除き、空白と特殊文字は使用できません。 バージョン名の一部となるラベルを入力します。たとえば、バー ジョン番号 1.1.0 に対して「Sales」と入力すると、リリース番号 は Sales1.1.0 となります。 これは必須フィールドです。 |
タイトル | 新しいバージョンのデータベースタイトル。 |
ファイル名 | 新しいバージョンのファイル名。 |
拡張子 | テンプレートの場合は NTF、データベースの場合は NSF。 |
バージョンオプション: 保存
項目 | 説明 |
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データベース設計と 文書 | データベースにあるデータをその設計と一緒に保存する場合 は、このオプションを選択します。このオプションは、データ ベースのバージョンとテストデータを一緒に維持する場合や、 データ文書(設定文書など)が設計の一部になっている場合に 便利です。 デフォルトではデータは保存されず、データベース設計だけが 保存されます。 |
データベース設計のみ | データベース設計だけを保存する場合は、このオプションを選択します。 |
アクセス制御リスト | このチェックボックスをオンにすると、保存されているデータ ベースのアクセスコントロールリストが維持されます。オフに した場合は、デフォルトのアクセス権(作成者)が適用されます。 |
レプリカIDと複製設定 | このチェックボックスをオンにすると、設定した複製の設定が すべて維持されます。 |
ZIPファイルとして保存 | このチェックボックスをオンにすると、CIAO!が作成するバー ジョンが CIAO! ログに圧縮形式で保存され、データベースの空 き容量を節約できます。このチェックボックスをオフにすると、 データベースバージョンは圧縮されずに .nsf ファイルまたは .ntf ファイルとして作成されます。 |
バージョンオプション: バージョン番号
項目 | 説明 |
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リリースタイプ | リリースタイプを次の中から選択します。変更なし(設計のベー スラインや初期値を定義する場合)、メジャー、マイナ、ポイン ト。3 つの番号セットから成るバージョン番号付けスキームを 検討します(1.0.0)。
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現リリース | これは、現在のリリース番号です。CIAO! は、ログデータベー ス内に過去バージョンが存在するかどうかを調べます。過去 バージョンが存在する場合は、その中で最新のバージョン番号 が使用されます。過去バージョンが見つかった場合は、CIAO! 設定文書のデフォルト値が使用されます。 このフィールドを変更することはできません。 |
次のリリース | これは次のリリース番号で、変更できるフィールドです。CIAO! ログで最新のリリース番号として記録されています。 CIAO! から割り当てられるバージョン番号は、最初(1.0.0 など) から開始することも、データベースの現在のバージョン番号 (3.4.0 など)から開始することもできます。過去バージョンが 見つかった場合は、CIAO! 設定文書のデフォルト値が使用され ます。 |
現在のクライアントバージョン | ノーツDesignerのバージョン |
データベース形式の変更 | 現在のクライアントバージョンより前のノーツリリースを選択 するには、このチェックボックスをオンにします。このオプショ ンを使用すると、このリリースと互換性があるデータベースの 新しいバージョンが作成されます。 |
設計要素がチェックアウトされたままでバージョンを作成しようとする と、すべての設計ノートでチェックインすることを示すメッセージが表示 されます。チェックアウトされたノートには、開発者がその作業を完了し ていない可能性があることが示されます。
すべての設計ノートをチェックインしたら、もう一度 [ バージョン作成 ] を 選択します。
バージョン作成の際、ログデータベースでチェックイン文書が見つからな い場合は、CIAO! によりチェックイン文書が作成されます。これは、その バージョンが作成されたときの設計要素のバージョンにロールバックでき るようにするためです。バージョンレコードでは、ロールバック操作を実 行できません。チェックインとバージョン作成の目的は同じなので、この チェックイン操作のコメントは、そのバージョン作成のコメントと同じに なります。
Note
データベース設計の新しいバージョンの作成中に、「そのアクションを実行す る権限がありません」というエラーメッセージが表示される場合、そのデー タベース設計の個人ビューやエージェントを他のユーザーが使用している可 能性があります。バージョンを作成する前に、データベースの要素すべてに 対する権限を確保してください。