他のユーザーがチェックアウトした要素が必要な場合
場合によっては、他のユーザーがすでにチェックアウトした設計要素を チェックアウトする必要があることに気付くことがあります。たとえば、あ る開発者が一連の設計要素を何回も変更し、その変更をデータベースのマ スターコピーに保存しているとします。その後、この開発者が変更後の状 態をチェックインしないまま、休暇で 2 週間出社しない場合、その開発者 のノーツ ID ファイルへのアクセス権がなければ、その変更をチェックイン して、設計要素のロックを解除することはできません。設計の新しいバー ジョンを保存して作成する前に、すべての要素をチェックインする必要が あります。
グラブ機能を使用すると、他の開発者がすでにチェックアウトしている場合でも設計要素をチェックアウトできます。
グラブ機能を使用すると、困難な状況を回避できます。CIAO! では、他の開発者がチェックアウトしている設計要素をグラブして、自分がチェックアウトすることができます。チェックアウトした開発者が変更をデータベースのマスターコピーに保存していないと、それらの変更が失われてしまうため、この機能を使用する際には、十分な注意が必要です。
設計要素をグラブする場合、チェックアウト要素のコピーが CIAO! ログ データベースにグラブコメントと共に保存されます。
グラブ機能では、グラブを無効にするシリアルキーを使用して、特定のユー ザーの使用を制限することができます。CIAO! には、グラブを無効にする シリアルキーが付属しています。グラブを無効にするキーを無料で入手するには、製品のシリアル番号を用意して、弊社までお問い合わせください。 CIAO! 設定データベースを使用して、グラブ機能へのアクセスを制限する こともできます。詳細については CIAO! の昨日へのアクセス権の割り当てを参照してください。