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TMSGetParentValue

この関数は、Analyzer データベースに含まれる親文書からフィールド値を取得します。

TMSGetParentValue( <Form Alias>::<field name> )

パラメータ

パラメータ 意味
<Form Alias>

このパラメータは、Analyzer の出力構造に基づいて、現在の文書の親 を指定している必要があります。

たとえば、フィールドは、フォームの親文書にはなれません。ただし、 フォームはフィールドの親になれます。また、設計要素の親には、データベース(CDBP00)のみを指定できます。

<field name> このパラメータには、ターゲット文書で有効なテキストフィールドを 指定する必要があります。有効なテキストフィールドが指定されてい ないと、この関数は失敗します。フィールドに、リッチテキストフィー ルドを指定することはできません。フィールドがテキストフィールド でない場合は、値がテキストに変換されます。

次に式の例を示します。

TMSGetParentValue( CDBP00::fdbpFile )
この式は、現在のデータベースのファイル名を返します。

次のように TMSRTContains 式に組み込むこともできます。

TMSRTContains( Rich Text ; 0; TMSGetParentValue( CDBP00::fdbpFile ))
フィルタをチェックすると、まず GetParentValue が評価され、その戻り値が式に代入されます。次いで、式の残りが評価されます。この関数は、デー タベースを除くすべての [ 適用設定要素 ] フィルタで動作します。データベース文書には親がないためです。