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サーバーのスキャン

手動でのスキャン

Usage Auditor は Usage Auditor アプリケーションの左にあるナビゲーター上の「Scan Now」ボタンをクリックして、手動で実行できます。前回スキャンが行われた以降のアクティビティをスキャンします。また、一度もまだスキャンを実行していない場合はすべての利用可能なすべてのアクティビティがをスキャンします。

スキャンは有効になっているすべてのターゲットサーバーに行われます。詳細は Usage Auditor を設定する を参照してください。

手動でのスキャンは、インストール後の一番最初、テスト、トラブルシューティングの際に行うのに役立ちます。

スケジュールでのスキャン

Usage Auditor が設定されると、ローカルでのスケジュールされたスキャンが有効になり日々統計情報を更新していきます。

Notes クライアントがインストールされ、ワークステーション上でスキャンのスケジュールを有効にするには、Notes クライアントの基本設定で「定期ローカルエージェントの有効化」がオンになっていなければなりません。

スケジュールスキャンは Admin -> Configuration ビューの Agent Settings アクションで有効にできます。

スケジュールが有効になり、時刻が指定したのち、この文書を保存すると Scheduler エージェントが有効になり、スキャンプロセスを開始するようになります。

スケジュール設定でログ出力設定を有効にするとエージェントがローカルで正しく動作しているか確認できます。しかし、スケジュールでの動作を確認できた後はログ文書が大量に作成されるのを減らすために無効にするのをお勧めします。

のデータ収集

Teamstudio Usage Auditor は IBM Domino アクティビティロギングによって収集された利用状況を追跡し、監視下にあるそれぞれのサーバーのアプリケーションに対する利用状況のレベルを把握できるようになっています。

Domino のアクティビティロギングは Notes セッション、データベースを開くなどのある一定のアクティビティを「イベント」として記録していきます。

Usage Auditor は Notes クライアント、HTTP(Webブラウザー)、そしてエージェントがアプリケーションにアクセスしたイベントの実行総計を追跡します。これら様々なイベントのデータは、実際の操作と異なる場合があります。ひとつのイベントは、ひとつのデータベースを開くというアクションを必ずしも意味するものではなく、文書への読み書き、様々な方法によって識別されるカウントとは必ず一致するものではありません。

Usage Auditor を使用する目的は、どのアプリケーションが誰によって主に使われているかの洞察を提供することです。これらのユーザー操作の実際をくまなく説明するものではありません。生成されたアクティビティログのイベントをカウントしていくことにあります。その結果、ひとつデータベースを開いただけで、複数のヒットカウントを生成する場合があります。Notes でのアクセスは Web からのアクセスに対して少なくカウントする傾向がありますが、それはHTTPリクエストの性質によるもので、そのように Domino が追跡するからです。こういったプロセスで生成されるサマリーの情報は、それぞれのアクセスタイプにおいてアプリケーションの「相対的な」利用状況に関する正確な概要を提供するものです。